ググレカス、という言葉がある。
人に訊く前にググりなさい、という意味である。
仕事としても、ネットマナーとしても、これは正しい。
でも、Webサービスの設計思想としては正しくない。
グーグルは便利だ。
でも、検索しない人がいるということは、検索は手間だと思っている人がいるということである。
ググらなくても有益な情報が振ってくるのが次のイノベーションである。
Windows8をインストールした人が、自分のPCがタッチパネルにならないとクレームしたという笑い話があるが、これも同じことが言えるだろう。
ユーザからすれば、ハードもソフトも区別がつかないのである。
こういう笑い話こそ、新しいサービスを考えるきっかけだなぁと思う。
2012年10月28日日曜日
「へい、兄さん、起業怖くないですか?」
「起業怖くないですか?」
よく訊かれます。怖い部分っていっぱいあるなあと思います。それと同時に、「会社で働きまくって体を壊す」のも怖いなあと思ったりします。
今の市場は、「会社で働いて体を壊したとき」のセーフティネットがあまりにも弱いからです。
「会社で働いて体を壊した人」はサイレント・マイノリティなので、その怖さを知る機会が非常に少ないのです。
(実は、サイレント・マジョリティと言っても過言でないくらいに、多いのです。)
それはさておき、
「3年以内に結果が出なかったらやめる」とか、「個人保証しない(失敗時、借金まみれにならない)」とか、うんぬんかんぬんを言えばいいのかと思ったのですが、
どうもそういうことではないようです。
思ったのは、「登山家は冬山でも登る」なぁ、と。
どんな仕事であれ、成功よりも失敗の方が多いし、
失敗は辛くてしょうがないのですが、
やりたいことがあれば、おのずとやるという側面はあるのではないかと思いました。
怖いのは事実です。しかし、怖いからしないというのは実は違うのではないかな、と考えています。
身の回りの起業家の知人、みんな仕事大好き。ほんと休まないっすねw
よく訊かれます。怖い部分っていっぱいあるなあと思います。それと同時に、「会社で働きまくって体を壊す」のも怖いなあと思ったりします。
今の市場は、「会社で働いて体を壊したとき」のセーフティネットがあまりにも弱いからです。
「会社で働いて体を壊した人」はサイレント・マイノリティなので、その怖さを知る機会が非常に少ないのです。
(実は、サイレント・マジョリティと言っても過言でないくらいに、多いのです。)
それはさておき、
「3年以内に結果が出なかったらやめる」とか、「個人保証しない(失敗時、借金まみれにならない)」とか、うんぬんかんぬんを言えばいいのかと思ったのですが、
どうもそういうことではないようです。
思ったのは、「登山家は冬山でも登る」なぁ、と。
どんな仕事であれ、成功よりも失敗の方が多いし、
失敗は辛くてしょうがないのですが、
やりたいことがあれば、おのずとやるという側面はあるのではないかと思いました。
怖いのは事実です。しかし、怖いからしないというのは実は違うのではないかな、と考えています。
身の回りの起業家の知人、みんな仕事大好き。ほんと休まないっすねw
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安西先生、クリエイティブな仕事がしたいです!
若干、茶化したタイトルで恐縮です。。。
クリエイティブな仕事がしたいという人は多い。
新しいプロダクトを作るみたいなクリエイティブもあるし、
既存のプロダクトに新しい光を当てる広告もあるだろう。
中には、制度設計や課題解決もクリエイティブだと言う人もいる・・・
そんな話を伺っていて、どう申し上げたらよいか分からなくなることがある。
そんなある日、「これは思考の問題ではない。行動の問題である。」と気づいた。
その想いが本当なら、既に行動に移しているはずなのである。
どんなにしょぼくても、
新しい物が作りたい人は、新しい物を作っているはずだし、
社会問題を解決したい人は、近所のゴミ拾いでも何でもしているはずである。
小さなことでも、実行に移していれば、
徐々により大きなことが出来るようになる。
小さなことでも、実行に移していれば、
他の仕事も任される。
「自ら機会を創り出し、機会によって自らを変えよ」という金言があるが、
スキルがなくても、機会は創り出せるのである。
「これは思考の問題ではない。行動の問題である。」
安西先生、既にバスケしてますが何か?
クリエイティブな仕事がしたいという人は多い。
新しいプロダクトを作るみたいなクリエイティブもあるし、
既存のプロダクトに新しい光を当てる広告もあるだろう。
中には、制度設計や課題解決もクリエイティブだと言う人もいる・・・
そんな話を伺っていて、どう申し上げたらよいか分からなくなることがある。
そんなある日、「これは思考の問題ではない。行動の問題である。」と気づいた。
その想いが本当なら、既に行動に移しているはずなのである。
どんなにしょぼくても、
新しい物が作りたい人は、新しい物を作っているはずだし、
社会問題を解決したい人は、近所のゴミ拾いでも何でもしているはずである。
小さなことでも、実行に移していれば、
徐々により大きなことが出来るようになる。
小さなことでも、実行に移していれば、
他の仕事も任される。
「自ら機会を創り出し、機会によって自らを変えよ」という金言があるが、
スキルがなくても、機会は創り出せるのである。
「これは思考の問題ではない。行動の問題である。」
安西先生、既にバスケしてますが何か?
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連続的成長と非連続的成長
先日、とある場所で、成長には2種類あるという話を学生さんにした。
1つは、連続的成長。勉強みたいに、1個ずつ知識を蓄えて、徐々に問題が解けるようになる、という種類の勉強だ。
もう1つは、非連続的成長。仕事していて、超理不尽で「なんか納得いかない!」・「苦しい!」と思うようなときでも、頑張っていると、ある日急に発想の転換を伴う等して、出来るようになることがある。
俗にブレークスルーと呼ばれているのは後者のことだ。
そこに来ていた学生さんは、みんな頭がいいし、ロジカルである。ロジカルであるというのは1つの才能でもあるけど、自分のロジックではありえないことを理不尽として、途中でその仕事を投げてしまうことがある。
すると、非連続的な成長が遅くなってしまうので、何も考えずにばかになれる人にいつか追い越されてしまう。なので、非連続的な成長というものを早く体感することが重要である。
そんな話をした。そしたら、そこにいらした仕事人の方が、「苦しいと思ったときは実は転職しない方がいい。乗り越えたときに転職した方がいいよ」とフォローしてくださった。
今は、大企業でもベンチャーでも、ロジック=有用と言われすぎている。
有用なだけに、ロジックは怖い。
その危険性を理解した上で、ロジックを使っていきたいものである。。。
1つは、連続的成長。勉強みたいに、1個ずつ知識を蓄えて、徐々に問題が解けるようになる、という種類の勉強だ。
もう1つは、非連続的成長。仕事していて、超理不尽で「なんか納得いかない!」・「苦しい!」と思うようなときでも、頑張っていると、ある日急に発想の転換を伴う等して、出来るようになることがある。
俗にブレークスルーと呼ばれているのは後者のことだ。
そこに来ていた学生さんは、みんな頭がいいし、ロジカルである。ロジカルであるというのは1つの才能でもあるけど、自分のロジックではありえないことを理不尽として、途中でその仕事を投げてしまうことがある。
すると、非連続的な成長が遅くなってしまうので、何も考えずにばかになれる人にいつか追い越されてしまう。なので、非連続的な成長というものを早く体感することが重要である。
そんな話をした。そしたら、そこにいらした仕事人の方が、「苦しいと思ったときは実は転職しない方がいい。乗り越えたときに転職した方がいいよ」とフォローしてくださった。
今は、大企業でもベンチャーでも、ロジック=有用と言われすぎている。
有用なだけに、ロジックは怖い。
その危険性を理解した上で、ロジックを使っていきたいものである。。。
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スーパーギークに教えてもらった上達の方法
起業して間もない頃、スーパーギークに出会った。
口をきくのも申し訳ないくらいの、スーパーギークだった。
そんな方に訊いてみたかったことがある。
「プログラミングの上達のコツって何ですか?」
かの人は神だった。
記憶を辿ると、こんな内容だったと思う・・・
「そのアプリを本当に作りたければ、何でもすると思う。どんな難しい本だって読むし、ネットでも調べるし、英語のドキュメントだって読むようになる。」
「作りたいものを作れば技術が身に付く。そこで得た技術と新しく学ぶ技術を合わせて、また新しい物を作る。・・・こうして技術は積み重なっていく。」
「よく、『プログラミングできるようになりたいんです!』という人が来る。分厚い本を与えて『1週間で読んできて』というと、読んでいなかったりする。本当に作りたければ、そんなことはない。」
プログラミングに限らず、本当にやりたい気持ちがあれば、人はやる。
やると決めれば、その想いは本当か、確かめることができる。
なので、とにかくやろう。作ろうと気持ちを強めた日だった。
口をきくのも申し訳ないくらいの、スーパーギークだった。
そんな方に訊いてみたかったことがある。
「プログラミングの上達のコツって何ですか?」
かの人は神だった。
記憶を辿ると、こんな内容だったと思う・・・
「そのアプリを本当に作りたければ、何でもすると思う。どんな難しい本だって読むし、ネットでも調べるし、英語のドキュメントだって読むようになる。」
「作りたいものを作れば技術が身に付く。そこで得た技術と新しく学ぶ技術を合わせて、また新しい物を作る。・・・こうして技術は積み重なっていく。」
「よく、『プログラミングできるようになりたいんです!』という人が来る。分厚い本を与えて『1週間で読んできて』というと、読んでいなかったりする。本当に作りたければ、そんなことはない。」
プログラミングに限らず、本当にやりたい気持ちがあれば、人はやる。
やると決めれば、その想いは本当か、確かめることができる。
なので、とにかくやろう。作ろうと気持ちを強めた日だった。
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