2012年2月4日土曜日

上司への相談の仕方

みんな苦労しているのだと思うテーマ。本当に苦労しますよね。

コツは、「上司を高性能コンピュータに見立てる」ことである。

・コンピュータは、インプットを計算して、すごい答え(解決策)をはじき出す
・でも、インプットが正しくないと、エラーになる(怒られる、混乱させてしまう、)
・インプットをきれいにする方法。まず、何が問題かを一言でいう。
・忙しそうに、「それって○○のことでしょ!」って決めつけられても、萎縮せず、ちゃんと話す
・コンピュータが処理できるよう、データを少しずつ(1行ずつ?)インプットする。1事実1文を目安に、理解してもらうのに最低3つの事実が必要だったら、3つの事実を3つの文にして、インプットする
・通信エラーを起こなさないよう、話すペースはゆっくり。高速処理が好きなコンピュータだけ、速くする(=相手の通信環境に合わせたペースにする)
・「○○でいいじゃん」と一蹴されたときは、反論っぽい話し方はせず、再計算に必要なインプット(現場情報)を簡潔に伝える

まとめると、
ぶか:「○○の件ですが、××な問題が起こっています」
じょーし:「なん・・・だと・・・?」
ぶか:「事実A、事実B、事実Cなんです」
じょーし:「じゃあ、○○すればいーじゃん」
ぶか:「事実Dがあるんです」
じょーし:「えー。じゃあ、○○」
ぶか:「事実Eです」
じょーし:「おけ、じゃあ、○○でやってみて」
ぶか:「らじゃー」

みたいな感じ。

計算中のコンピュータに、計算結果(自分の考え)を挟み込むと、エラーしてしまう
というのは上司相談あるあるです。

「自分の頭で考えているか?」を確かめたい上司もいるので、そういうときは、「ここまで考えましたが、ここから分かりませんでした」といえばいいです。教科書にはよくそう書いてありますが、それをやって、逆に上司を混乱させてしまった人は多いのではないでしょうか。

実際、問題があまりにも複雑すぎて説明しにくい、とか、上司に癖がある、とかあって、一筋縄にはいかないのですが、初級としてはこんな感じだと思います。



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